護身術の基本は、自信・前向きな「気」をつくること
いじめられる人の特徴の1つは、自信のなさ、何を考えているか分からない等、ネガティブな「気」を発しています。まずは、これを改善すれば、変な人に目をつけられなくなります。
自信をつけるには、コツコツと物事に取り組むこと。継続していることは、きっと、回りが認めてくれ、「がんばっているね」という言葉がかかってくる頃には、自然と自信がついてきていると思います。
結果、例えば、下を見て歩いていた人が、姿勢を伸ばして前を見て歩いているとか。目を見て話ができなかった人が、相手の目を見て話ができるようになっているとか。このような効果が期待できます。
護身術を学ぶなら
世の中物騒になってきたことで、護身術を身につけて、自分の身は自分で守る。こんな気持ちをもっている人は、その気持ちを大切にして、武道や格闘技を学んでほしいです。目的が明確な人のほうが、成長しやすいです。そこで、本当に使えるのか、使えないのかを見極めてください。
護身術は、打撃主体の武道格闘技が一番です。合気道、柔道などの組み技は、相手の実力が上だとあっという間にやられます。例えば、腕相撲をしようとした場合、腕を組み合ったときに、勝敗って、ある程度分かりますよね。打撃は、ラッキーパンチ、金的蹴りなど、裏技があります。例えば、子どもが暴れているのを止めようとしたら、手が目に入ってしまい、足が股間にあたってしまった。いくら大人でもひるみますよね。
護身術のさらなる有効性
実戦空手、ボクシング、キックボクシングなら、スパーリングなどの実戦の格闘をします。指導する立場としては、あまり良いとは思いませんが、スパーリングをするとムキになる人っています。そんな人達と、いっしょに練習をしていると、気と気のぶつかり合いができます。このレベルで対応できるようになってきたら、気をコントールできるようになっています。
相手が何か気をぶつけてきたときに、跳ね返す気をもっていれば、相手は、その雰囲気で相手をひるむことがあります。これは、どんなときでも有効です。言われっぱなしにならないことは、ムードメーカーとなれ、機先(きせん)を制することができます。これは、最大の護身の極意です。
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