素直だった子がいきなり反抗期に入ると、本当に手がつかないですね。いくら怖い先生から”喝”をいれても、反抗期は馬耳東風。
反抗期は思春期に突入する生理的な現象
小学校高学年から中学生にかけて、反抗期に突入すると、説教が効かない子がでてきます。社会人になって、道場に顔を出す子たちと話をすることがあります。「あのとき、本当、反抗期でアドバイスも聞かず、態度が悪かった」ことを言うと、本人は覚えていないといいます。おいおいと言いたくなりますが、一人前に、敬語を使いわけ、自立している姿を見ると頼もしいと感じます。
悲しむ時期だけど、成長の一環として見守りましょう
反抗期に入ると、子どもから驚くようなことを言われてショックを受けたというお母さんの愚痴を聞くことが多いです。でも、落ち着いてくると、「普通に会話もするし、いっしょにお出かけもします」と聞きます。話を聞いていると、反抗期は手がつかず、不安やショックを受けながらも、時間が過ぎていくとなんか大人っぽくなり、成長を感じることができます。
だからと言って、反抗期中、間違ったことをしたら、言うことは言って、たまには大喧嘩することで、レクリエーションだと割り切っておくことは必要です。一方、なんでも放任主義であると、悪い方向に進んでしまう可能性もありますので、つかず離れずが一番です。家族でかかえないように、いろいろな人と会う場によって、他人の言葉が成長を助けます、例えば、子どもが空手道場やキックボクシングのジムなんか入っていると、いろいろな人からアドバイスを受けたり、ストレス解消になったりして、良い方向に向かいます。
大人の心構え
反抗期の一番いやなことは、一番近くにいて見守ってくれる人に対して、ひどい言葉や態度、行動を起こすことが多いことです。可愛さが強ければ強いほど、子どもに依存してしまうものです。これは仕方がないことですが。ここでは、一定の距離をつくることです。あまりにも、子ども一筋ですと、余計、反抗がエスカレーションします。なので、自分の時間を違うことを楽しむことをしながら、軽く見守るというのはどうでしょうか。大人であれば、ぜひ、空手道やキックボクシングで心技体のフレッシュはいかがでしょうか。
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