共通認識認識は、日本発祥のスポーツ
日本の戦後にできたプロスポーツ「キックボクシング」は日本独自の格闘技文化をもっています。野口修氏によって、ボクシングにキックをつけた格闘技は、戦後の日本プロスポーツとして熱狂的なファンがつき、テレビで放映されていました。沢村忠選手をはじめ、多くのキックボクサーが誕生をしていきます。そして、キックボクシングはまぐれもない日本発祥です。そのなかで、世界最強打撃格闘技と言われるタイ王国のムエタイへ勝つことがキックボクサーの世界レベルの証明となってきました。
伝説のキックボクサー・沢村忠選手
その沢村忠選手は、空手道出身ですし、引退後は、空手道場での指導を行っております。空手 の技術で、ムエタイ選手に挑み、手も足もでなかったようです。そこで、本場タイへ乗り込み、持ち前の努力とセンスで、最強のキックボクサー・沢村忠選手が完成しました。強さのあこがれ、強い自分でありたいという思いがあります。この後、多くのキックボクサーが登場してきます。
武道家がつくった「キックボクシング」という競技
現在では、全国にキックボクシングやムエタイのジムが多くなりました。「キックボクシング」という格闘技が認知されるようになりました。それは、戦後から高度経済成長を迎える頃、キックボクシングの全盛期です。このときに最強打撃格闘技を目指し、極真空手、伝統空手、日本拳法出身に打撃系武道家たちが、キックボクシングという競技のリングを選び、キックボクシングの人気を支えました。つまり、打撃の最強を目指すのであれば、実戦系の武道家はあこがれの場とチャレンジの場として発展してきました。
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