ビジネスで「リテラシー」という言葉を聞くようになりました。知識や専門性があって、会話のなかで、共感される専門性を持っていることです。言い方をかえれば、やりたいことがあれば、そのなかで、共感される専門性を持って、会話ができるということです。そこで、会話がかみ合わないと、やりたいことができないですし、仲間として発展的な話しにはなりません。
空手やキックボクシングの道場生に説明するのであれば、まずは、用語が理解できること、次に、用語の理解と使い方のタイミングが分かっていること、そして、かみあった会話ができることです。もっと言えば、専門性をもって、コミュニケーション能力が高い人になることです。
例えば、初心者のなかの用語、中級者・上級生のなかの用語、選手で使う用語、仲間に使う用語、先生同士が使う用語、団体で使う用語など、使い方が変わります。それは、構えて学ぶことではなく、自然と、仲間や先生などと交流を通して、「リテラシー」を身に着けていくことです。
一方、空手やキックボクシングという点でいえれば、強くなりたい、格闘技さえできればよいと思う人もいます。そうすると、「リテラシー」が狭いため、多くの人に賛同はされません。自分の可能性を高めるのであれば、構えず、自然と身を任せ、いろいろな人と汗を流し、会話を通して、いろいろな価値観を受け入れることです。きっと、自然と、学び、「リテラシー」を持てるようになると、いろいろな可能性やチャンスを持つことができます。
このことは、学校や職場などで、きっと、役に立つことができます。
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