実戦空手と言えば、フルコンタクトカラテ(直接打撃)です。
フルコンタクトと言えば、極真空手です。ただ、極真空手のルールは、顔面を突いてはいけない。極真空手の第1回世界大会を見ると、掴む、投げる、顔面を突く(これは極真では昔から反則)ですが・・・技うんぬんというより志向が凄かった。極真会館・大山倍達総裁が大好きだった宮本武蔵の兵法の利のように、勝つということへの正義のこだわりが尋常でなかったです。
宮本武蔵の兵法の利
極真ブランド化が進むと、極真空手ルールにそぐわない先生や選手は、極真から分裂しました。芦原会館、士道館、大道塾など・・・。勝つためには手段を選ばないこだわりは、手裏剣、居合といった空手道というより、古武術を連想する方向に行く先生たちがいました。また、強さから、ムエタイやキックボクシング、シューティング、シュートボクシングといった顔面打撃を伴うフルコンタクトや総合格闘技へ進む先生がいました。私自身は、「宮本武蔵の兵法の利」、つまり、勝つためには手段を選ばず勝つといったほうなので、なんでも勝つための選択肢の武術は習得すべきだと思いますので抵抗感はないです。
揚心館・実戦空手
揚心館は、グローブ空手、JKF空手ルール(オリンピック空手)といった顔面打撃の空手を行っております。安全性を重視して、間合い、受け、攻撃、反射神経などを鍛えることを目的としております。それは、素手による総合空手を極めるための手段だと考えております。 揚心館・実戦空手に近いもので言えば、ミャンマーの立ち技格闘技「ラウェイ」 「ビルマ拳法」「バンドー空手」「ムエ・カチュア」が近いかもしれません。 グローブをつける技、JFKの拳サポータをつける技、素手で戦う手技が違います。この違いを学べる唯一の空手道場です。
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