ボディーに対するフルコンタクト攻撃
溝やわき腹の攻撃のとき、ツボを入れられないように、ツボがないところに攻撃を誘導します。
体を丸める、横に体を傾けて、ツボに入らないように調整します。
倒れないようにするために、呼吸の法を伝授します。
攻撃があたるときに、丹田に溜まった呼吸を逃がさないようにする。このことを前提に息を止める、息を吐くといった呼吸の調整を行います。
呼吸法を知っていても、疲れてくると呼吸が乱れる、集中力がとぎれてきたきに攻撃を飛ばしていきます。
間合いを維持、もしくは、中に入り込むことで力を封じ込みます。
攻撃がきたものを体で受け止める、逃げない習慣をつけます。恐怖から中途半端に下がってしまったときに、振り回す蹴りやパンチが食い込みやすくなります。下がらない、なかに入ることです。
体にあてる練習をすること
体にあててもらい、その力を少しずつ強くしてもらいます。体で受けることが怖くなることが重要です。体が逃げると、単に受けるだけではなく、正しいフォームで攻撃ができません。また、戦うための威圧や対等な立場を維持できるためにも必要なことです。
顔面のフルコンタクト攻撃
首を鍛えることです。衝撃は、首から来ます。首がしっかりしていると、脳がゆれづらいです(脳が揺れると倒れますので、脳が揺れないようにすることが必要です)。
顔で攻撃を受けて捨て身の攻撃をする人がいますが、お勧めしません。
子どもは?
多くの場合、相手の子が強くて、呼吸が乱れ、そこに攻撃を入れられて倒れているケースが多いと感じます。また、恐怖心は正常呼吸(普通の生活で行う呼吸)、もしくは、泣き始めると肩(肺)で呼吸をようになると、丹田での呼吸ができません。そのときに、軽く当たったとしても、倒れてしまいます。
最初は、胴当てや同じレベルの子とお腹へパンチや蹴りを入れ合い、ボディーに攻撃をあたるということは、こういう感じだなと感じることからスタートします。このことの繰り返しです。慣れることです。ただ、レベルが高い子が力の調整ができず、一度、痛い思いをした子は立ち直れない子が多いです。少しでも怖いと思ったら、防具をつけることが恥だと思わず、率先して、防具をつけるようにしましょう。
体力づくりは、強く体をつくり、倒れなくなります。体に当たることを慣れさせると同時に、基礎体力づくりは疎かにしてはいられません。
顔面は、積極的にヘッドギア―をつけます。
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