— CHAPTER V ・ 読み物 ・ 読み物
御留流を、もう少し深く。
導入だけでは伝わりきらない部分を、いくつかの短い読み物にまとめました。御留流とは何か、なぜ型だけではないのか、一般稽古と何が違うのか、武士道とは何か、なぜこの土地にあるのか。順に読んでいただくと、輪郭がはっきりしてきます。
READING 01 ・ 御留流とは
「強さ」を、誰に伝えるか。
御留流(おとめりゅう)とは何か。なぜ広く公開されなかったのか。秘密主義ではなく、責任ある継承という考え方そのもの。武士の時代から、現代の力ある者にまで通じる普遍を、五分で。
続きを読む →READING 02 ・ 型と実戦
型ばかりの空手では、ない。
型は器であり、実戦はそこに命を吹き込む。揚心館の源流にあるリングでの歴史と、戦わずに済ませる自己統制 ―― そのバランスを五分で。
続きを読む →READING 03 ・ 二つの道
一般稽古と、御留流。
稽古には、性格の異なる二つの道がある。誰もが通えるスポーツとしての一般稽古と、ふさわしい者にだけ責任とともに渡される御留流。両者は何が違うのか、対比で読み解く。
続きを読む →READING 04 ・ 武士道と御留流
刀を持つ者の、品格。
武士道とは何だったのか。なぜ名家は武術を家のなかに留めたのか。継承されたのは技だけではない。世襲層にこそ届く、刀を持つ者の品格を、歴史から読み解く。
続きを読む →READING 05 ・ 土地と武士 ・ 図解あり
山と街道が、武士を育てた。

八王子・多摩は、江戸の単なる郊外ではなかった。武蔵国・戦国の山城・江戸の千人同心・幕末の新選組 ―― 五つの時代を辿り、揚心館本家がこの地にある必然を、歴史と図解からたどる。
続きを読む →READING 06 ・ 自顕会の草創期と野﨑誠
幼稚園の屋上から、始まった実戦の系譜。
自顕会は、幼稚園屋上のプレハブ道場から始まった。長友克三のもとで、松濤館岡野派の伝統空手を実戦で証明する道へ。その草創期から学び、形と実戦の両方を受け継ぎ、唯一の首席師範となった野﨑誠の歩みを辿る。
続きを読む →READING 07 ・ 追悼 長江国政先生
追悼 ―― 長江国政先生を、偲んで。
フェザー級全日本王者、ライト級世界王者であり、治政館を率いた長江国政先生。日本拳法と松濤館実戦空手の交わり、野崎会館・揚心館との長年にわたる交流を偲ぶ、感謝と追悼の記録。
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